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血液内科

血液内科の紹介

 血液内科では造血器腫瘍(白血病・骨髄異形成症候群,悪性リンパ腫,多発性骨髄腫)や良性疾患(再生不良性貧血,自己免疫性溶血性貧血,免疫性血小板減少性紫斑病)などを専門に診療しております。血液疾患は分類が複雑なうえ,それぞれの疾患により最善の治療方法が異なるのため,速やかに正確な診断を付け,適切な治療を選択する必要があります。
 しかしながら,約65万人の人口を有する北多摩西部保健医療圏において,人口に比して血液内科専門医の数が圧倒的に不足しております(全国的に血液内科医の数が十分ではありません)。また緊急入院が必要な患者様の場合には事前のベッド確保が必須となります。診療を円滑に行うためにも,ご紹介くださる先生方,患者さまにおかれましては,お手数ではございますが,医療連携室を介して診療予約をお取りください。また,当院血液内科の診療は2名体制で行っておりますので,基本的には治療適応のある患者様を優先して診療させて頂いております。何卒,ご理解頂けますと幸いです。また,当院で対応困難な疾患の場合にはさらに他院へと紹介となる可能性もございます。併せてご了承ください。

    血液専門医の取得や,治験・臨床試験に興味のある方は,是非,お気軽にお問い合わせください。一緒に患者さまを笑顔にできる医療を行っていきましょう。

診療について

 当院では、他の診療科や診療支援部門との協力を行いつつ、正確で迅速な診断をすることをモットーとしております。また、可能な限り日本血液学会等のガイドラインに準じた標準治療を施行できるように努力しております。さらに、患者さま・ご家族の方々に十分な病状説明を行った後に最適な診療が提供できるようにしたいと考えております。
 当院は日本血液学会の研修認定施設に指定されており、治験や臨床試験なども積極的に取り組んでおります。
 当院では自家末梢血幹細胞移植は施行できますが、同種造血幹細胞移植が必要な場合には他院へご紹介させて頂きます。

診療実績

平成30年度 令和元年度 令和2年度
急性骨髄性白血病 14例 18例 17例
急性混合性白血病 0例 1例 0例
急性リンパ性白血病 4例 4例 7例
骨髄異形成症候群 34例 35例 28例
慢性骨髄性白血病 12例 9例 8例
骨髄増殖性疾患 17例 3例 6例
慢性リンパ性白血病 0例 1例 7例
成人T細胞白血病/リンパ腫 1例 1例 4例
非ホジキンリンパ腫 52例 50例 74例
ホジキンリンパ腫 2例 2例 2例
多発性骨髄腫 48例 38例 35例
原発性マクログロブリン血症 2例 4例 2例
特発性血小板減少性紫斑病 10例 17例 13例
自家末梢血幹細胞移植 17例 15例 14例

スタッフ紹介

【役職】
総合診療部長、血液内科部長、治験管理室長
【氏名】
関口 直宏(Naohiro Sekiguchi)
【資格】
医学博士、
日本内科学会認定内科医・総合内科専門医・指導医、日本血液学会認定専門医・指導医、
日本血液学会評議員、日本がん治療認定医機構認定医・教育医、
東京医療保健大学臨床教授、緩和ケア研修会受講修了者
【役職】
血液内科医師
【氏名】
伊藤 謙一(Kenichi Ito)
【資格】
日本内科学会認定医・指導医、
日本血液学会認定専門医、緩和ケア研修会受講修了者、
日本内科学会総合内科専門医