形成外科は、おもに顔面や手足の外傷から皮膚や皮下腫瘍、体表面の先天的疾患、難治性皮膚潰瘍を主に扱う科であります。
形成外科は『再建外科』と『美容外科』の大きな2つの分野からなっております。『再建外科』とは「生まれつきや病気、けが、腫瘍などにより変形したり失われた機能や外見を形成外科的手技により修復し、より健常な状態に近づけることで生活の満足度QOLを向上させる」外科であります。『美容外科』は「客観的に病気と認められない体表面の形態的変化を形成外科的手技により改善させる」外科であります。当院では主に再建外科を中心に行っておりますが、一部美容外科的な手術を行っております。
当科は日本形成外科学会認定施設、熱傷専門医認定研修施設であり、多摩地区の形成外科の中心を担っております。
その他にもいろいろな疾患について扱っております。詳しくは日本形成外科学会のホームページの形成外科で扱う疾患をご参照ください。
患者さまへ(日本熱傷学会「熱傷入院患者レジストリー」)への症例登録事業について
この疫学研究は「日本熱傷学会「熱傷入院患者レジストリー」への症例登録事業」といい、熱傷のため入院された患者さんの診療情報をたくさんの施設から集め、一元的にデータベース化することによって熱傷診療の調査を行うものです。日本熱傷学会が中心となり全国の医療機関が共同で行なっています。この研究は、我が国における熱傷診療の全体像を把握し、今後の熱傷診療における質の向上に役立たせることを目的としています。なお、参加されたくない場合には、データ登録を拒否していただくことができますので、主治医までお知らせ下さい。御理解、御協力の程よろしくお願いします。
新患者数 | 1147名 |
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入院患者数 | 189名 |
全身麻酔 | 235件 |
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局所麻酔 | 599件 |