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病院長挨拶

病院長挨拶

新型コロナウィルス感染症診療と
一般診療の両立を目指して

令和4年度ご挨拶

 新年度となり早いもので2か月が経過し、院長就任後3年目を迎えました。当院は国立病院機構に所属する東京都内の救命センターとして、近隣施設や東京都福祉保健局感染対策部からの重症COVID-19患者の入院要請にも対応し、重症の一般患者診療と臨機応変に両立して参りました。オミクロン変異株による第6波もようやく収束してきた感が強く、今後気温と湿度の観点からも更なる感染の収束を期待しています。

 人口65万人の北多摩西部医療圏において、当院は唯一の救命センターであり、本来的な責務である質の高い高度急性期の一般診療に、重点を置くことができるようになって参りました。コロナ禍により大幅に遅れていたICU改修案件に関しても、4月中旬から順調に工事が進み7月1日からは稼働再開を予定しており、御迷惑をおかけしております地域の患者さんにも、ようやく安心して治療に専念して頂けるようになるものと思います。

 また世界的な未曾有のコロナ禍、ウクライナ情勢や上海のロックダウンなどの影響により、大型医療機器の更新案件も大幅に遅れておりましたが、昨年末に導入された320列CTに加え、ようやく1.5TのMRI、モノプレーンとバイプレーンの心血管造影検査装置も設置が完了し、本格的に稼働し始めています。被爆が少なく画像の解像度が上がることで診断の精度は確実に上昇しますので、患者さんに安心していただけ、さらに質の高い医療を提供できるものと確信しています。

 皆さんに御活用頂いているホームページも本年度から刷新し、スマートホンやタブレット端末にも対応し、明るく見やすい画面になりました。今後は内容に関しても更新中であり、患者さんにとってわかりやすく最新の情報を提供していけるものと考えています。敷地内のコンビニエンスストアも新しくなり、外来通院、そして入院患者さんにも喜んでいただける、快適なサービスも提供してもらえるものと思います。

 本年度当院は、病院機能評価を更新する年度となります。従来同様、地域において当院に求められる病院機能をきちんと把握し、その機能を十分に発揮できる体制と取り組みを実行して参りたいと考えています。周囲の医療機関とはがん診療連携をはじめ、あらゆる診療の前方・後方連携を一層強化することで、地域の患者さんに心から喜んで頂ける医療を提供したいと思います。

2022年6月15日 
独立行政法人国立病院機構 災害医療センター
院長  土井 庄三郎