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ペインクリニック外科

ペインクリニック外科のご案内

現在新規患者様の受付を停止しています。
ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんが、何卒よろしくお願いいたします。

診療内容

チームの専従医として、入院患者さんのがんに伴う身体症状の緩和を担当しています。

がん性疼痛に対する薬物療法

主治医と協同して、痛みの原因、強さに応じて、非オピオイド鎮痛薬(アセトアミノフェン、ロキソプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬)やオピオイド鎮痛薬(コデイン、トラマドール、モルヒネ、オキシコドン、フェンタニル、タペンタドール、メサドン)、鎮痛補助薬(プレガバリンなどの抗けいれん薬、アミトリプチリン、デュロキセチンなどの抗うつ薬、メキシレチンなどの抗不整脈薬)などの調整や、副作用への対応を行います。

がん性疼痛に対する神経ブロック治療

原因が明らかな局所的な痛み、薬物療法では軽減が難しい痛みに対して、効果判定のための局所麻酔薬による神経ブロックを行った上で、神経破壊薬を使用したり、熱を加えたりして痛みを感じている神経を破壊することで治療を行います。

【交感神経ブロック】

  • 内臓神経ブロック:膵臓、胆管・胆嚢、肝臓、脾臓、胃、十二指腸~小腸、右半結腸、大動脈リンパ節、腎臓などからの痛み、上腹部痛
  • 下腸間膜動脈神経叢ブロック:左半結腸、腸間膜、膀胱、卵巣、子宮などからの痛み、下腹部痛
  • 上下腹神経叢ブロック:直腸、前立腺、子宮、腟などからの痛み、下腹部痛、肛門部痛
  • 不対神経節ブロック:会陰部、肛門、骨盤・仙骨部浸潤の痛み、肛門部・旧肛門部痛

【知覚神経+運動神経ブロック】

  • 肋間神経ブロック:肋骨転移、胸壁浸潤による胸部の痛み
  • 脊髄神経根ブロック:頸以下のがん性疼痛、骨転移による神経根由来の痛み
  • くも膜下フェノールブロック:肋骨転移、胸壁浸潤による胸部の痛み、肛門部・旧肛門部痛、会陰部痛み
内臓神経ブロック

内臓神経ブロック

不対神経節ブロック

不対神経節ブロック

脊髄神経根ブロック

脊髄神経根ブロック

また、局所性に乏しく神経ブロックの適応がなく、薬物療法では軽減が難しい痛みに対しては、脊髄付近にカテーテルを留置してオピオイド鎮痛薬を投与する、脊髄鎮痛法を行います。長期的に使用する必要がある場合は、感染などのトラブルを減らすために、カテーテル、アクセスポートを体内に埋め込む手術が必要になります。

  • 硬膜外鎮痛法
  • 脊髄くも膜下鎮痛法

2.がん疼痛相談外来 火曜、木曜、午前中

がん治療サポート緩和ケアチームの看護師(がん性疼痛看護認定看護師/緩和ケア認定看護師)と共に、当院の主治医、または、かかりつけ病院のがん治療の担当医からのご紹介で受診いただいた患者さんに対し、がんやがん治療に伴う痛みなどの苦痛を緩和する方法を提案しています。

医療機関の方

がん疼痛相談外来の概要

対象:がん、またはがん治療に伴う疼痛などの症状緩和を目的にチームによる併診を希望する患者、特に神経ブロック療法を必要とする患者
診療日:火曜日、木曜日(祝日を除く)
診療時間:9時から11時
担当:がん治療サポート緩和ケアチーム専従医師、
__:専従看護師(がん性疼痛看護認定看護師/緩和ケア認定看護師)

外来予約・受診の方法

●完全事前予約制となっております。時間外、緊急対応はしていません。
地域医療連携室へご連絡ください。診療依頼方法についてご案内いたします。

(『がん疼痛相談外来 診療情報提供書』(ダウンロード)を記載し、地域医療連携室に送付(FAXまたは郵送)してください。受診適応などを検討した上で、予約通知書をFAXにてご返送いたします。

患者・家族に『がん疼痛相談外来 診療情報提供書』(ダウンロード)をお預けいただき、『がん疼痛相談外来 問診票』(ダウンロード)、画像情報、血液検査(凝固機能検査を含む)結果をお渡しください。保険証、記入した問診票、お薬手帳と共に診察日に持参するよう、ご指示願います。
※神経ブロック依頼の場合、画像情報、血液検査は必須です。

診察後、診療情報提供書にて、症状緩和についての提案をいたします。

一般の方

がん疼痛相談外来の概要

対象:がん、またはがん治療に伴う疼痛などの症状緩和を目的にチームによる併診を希望する患者さん
診察日:火曜日、木曜日(祝日を除く)
診療時間:9時から11時
____:ひとりあたりの診療時間は30分程度です
担当:がん治療サポート緩和ケアチーム専従医師、看護師(がん性疼痛看護認定看護師/緩和ケア認定看護師)
受診料金:健康保険法等による診療報酬点数表に基づく(外来緩和ケア管理料を含む)

診療・相談内容

以下のような、がんやがん治療に伴う症状や状態について支援しています。

  • 痛みがある
  • 痛み止めの薬の飲み方がよく分からない
  • 痛み止めを使用しているが、効果が不十分
  • 痛み止めの副作用(吐き気、眠気、便秘など)がつらい
  • 化学療法によるしびれや痛みがある
  • 息苦しさがある
  • 食欲がない、吐き気がある
  • 腫瘍や腹水でおなかが張って苦しい
  • がんに関わる不安、気分の落ち込みなど心のつらさがある

外来予約の方法

●完全事前予約制となっております。時間外、緊急対応はしていません。

[1]がん治療において現在当院に通院中の方

現在受診している、かかりつけ診療科の医師や外来看護師に受診についてご相談ください。

外来予約の方法
受信当日に持参いただくもの

注意

  • 予約外、時間外、緊急対応はできません。
  • 相談外来であるため、継続した通院ではなく、診療の主体は主治医の先生となります。また、緩和ケア病棟がありませんので、緩和ケア目的の入院相談にはお応えできません。入院については、主治医の判断となります。
  • ご家族だけで相談に来られる場合は、健康保険が適応できません。相談料が必要となります。

[2]がん治療において現在当院通院中でない方

他の医療機関のかかりつけの医師から紹介が必要ですので、現在診療を受けている病院や診療所の医師とよくご相談ください。かかりつけ医療機関から当院地域医療連携室へご連絡いただき、予約の手続きを行っていきます。

がん治療において現在当院通院中でない方
受信当日に持参いただくもの

注意

  • 申込み内容を確認して受診適応を検討します。希望に沿えずお断りしたり、他の外来をご案内する場合もあります。
  • 予約外、時間外、緊急対応はできません。
  • 相談外来であるため、継続した通院ではなく、診療の主体はかかりつけの主治医の先生となります。
  • 緩和ケア病棟がありませんので、緩和ケア目的の入院相談にはお応えできません。緊急入院が必要な際は、かかりつけの病院にお願いしていますので、あらかじめ、入院が必要な時の対応についてご確認下さい。
  • ご家族だけで相談に来られる場合は、健康保険が適応できません。相談料が必要となります。

[3]いたみの外来 火曜、木曜 午前中

がん以外の患者さんの痛みに対して、神経ブロックと内服薬の併用を中心として、痛みを和らげ、日常生活がし易くなるように工夫をしていきます。

対象となる症状、疾患

  • 頭痛、三叉神経痛、突発性難聴、顔面神経麻痺
  • 頚肩腕症候群(頸、肩の痛み)
  • 腰下肢痛、関節痛
  • 帯状疱疹、帯状疱疹後神経痛
  • 手術後の痛み
  • 血流障害による痛み

神経ブロック治療

痛み神経やその近くに注射針を使って局所麻酔薬を注射して、一時的に痛みを伝える神経を遮断し、
血流を良くすることで痛みを軽くする方法です。

  • 三叉神経末梢枝ブロック:三叉神経痛、顔面部の帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛など
  • 星状神経節ブロック:突発性難聴、顔面神経麻痺など
  • 後頭神経ブロック:頭痛など
  • 頚神経叢ブロック:頚部の帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛など
  • 腕神経叢ブロック:頚椎症性神経根症、上肢の帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛など
  • 肋間神経ブロック:開胸術後疼痛症候群、胸部の帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛など
  • 腰部硬膜外ブロック:腰下肢痛、腰下肢の帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛など
  • 仙骨硬膜外ブロック:脊椎手術後疼痛症候群、肛門・会陰部の帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛など
  • 脊髄神経根ブロック:神経根症状
  • トリガーポイント注射:頚肩腕症候群、筋筋膜性疼痛など

薬物療法

一般的な鎮痛薬のほか、からだに備わっている痛みを脳に伝えにくくする働きを強める『抗うつ薬』、過剰な神経の活動を抑える『抗けいれん薬』、『抗不整脈薬』などの鎮痛補助薬を使います。

外来予約・受診方法

  • 完全事前予約制となっています。時間外、緊急対応は行っていません。
  • 当院のかかりつけ医、または院外のかかりつけ医からの紹介状が必要です。
  • お薬手帳、画像情報、血液検査結果などをご持参下さい。

その他

  • 神経ブロック治療は、当日の体調、身体の状態(血が固まりにくい病気など)、内服している薬(血をサラサラにする薬)によっては、行えない場合があります。
  • 入院はお受けできません。
  • 症状が落ち着いた際は、ご紹介元での診療になります。
  • 当院は急性期病院であるため、慢性に経過する症状の場合、他のペインクリニック外来にご紹介しています。

スタッフ紹介

白澤 円
【役職】
がん治療サポート緩和ケアチーム専従医師
【氏名】
白澤 円
【資格】
博士(医学)、医療管理学修士、日本麻酔科学会指導医・専門医、
日本ペインクリニック学会専門医、日本緩和医療学会専門医