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リハビリテーション科

科の紹介

当科は医師2名、理学療法士13名、作業療法士6名、言語聴覚士4名で、主に入院患者さまを対象に診療をしております
(外来の患者さまの診療はしておりませんので、何卒ご了承下さい)。

診療内容

リハビリテーション科には理学療法部門、作業療法部門、言語聴覚療法部門の3部門があり患者さまの症状に合わせて対応します。

理学療法部門では患者さまの身体機能の向上を目的として、主に運動療法を用い、寝返り、起き上がり、坐位、立ち上がり、立位、歩行といった生活の中でも基本的な動作を取り戻すための訓練を行います。

作業療法部門では運動や高次脳機能などの障害があり、食事や着替え、整容などの身の回りの事や、趣味、仕事などが不自由になった患者さまが対象となります。より自分らしい生活を取り戻すために、手を使うこと、座って作業に取り組むこと、日常生活の動作のことなど、その人に合わせて必要な訓練を行います。

言語療法部門では言語障害、高次脳機能障害、嚥下障害などの患者さまを対象としています。失語症、構音障害などの障害に対しての言語訓練、高次脳機能障害に対しての認知・注意・記憶などの訓練を行いコミュニケーション能力の改善を目標としています。嚥下障害(飲み込みの障害)に対しては摂食・嚥下訓練、指導を行い安全な食事摂食ができることを目標としています。

がんリハビリテーション

当院では消乳外科、血液内科および呼吸器内科で、がんのリハビリテーションを実施しています。消乳外科では大腸癌や胃がんなど術後の早期離床を中心に、血液内科と呼吸器内科は多発性骨髄腫や悪性リンパ腫や肺がんの化学療法中の廃用予防中心に、筋力強化訓練や運動療法を行っております。また、ADL(日常生活動作)拡大を目的に医師、病棟看護師等と連携をとり、早期退院を目指しています。

2010年4月よりがん患者リハビリテーション料の制度が開始され、がんのリハビリテーションはようやく10年が経とうとしております。現時点でのエビデンス(化学的根拠)を活かしながら、これから先も医療の質を高め、患者さんにとって必要なリハビリテーションが提供できるよう精進していきたいと思っております。

代表的疾患

  • 骨関節疾患:変形性関節症、骨折、切断、靭帯損傷、椎間板ヘルニア、脊髄損傷など
  • 脳血管疾患:脳出血、脳梗塞、脳外傷など
  • 神経・筋疾患:パーキンソン病、脊髄小脳変性症、多発性硬化症など
  • 呼吸器疾患:肺炎、慢性閉塞性肺疾患など
  • 熱傷
  • 手術後の廃用症候群

スタッフ紹介

松崎 英剛
【役職】
医長
【氏名】
松崎 英剛