ご利用のブラウザではJavaScriptが無効です。

メニュー

治験のQ&A

どうして治験をしなくてはいけないの?

病院で使われている全てのくすりは、まず「くすりの候補」を探し、動物を使って安全に使えるかどうか確認します。しかしながら人と動物では体の仕組みが異なるところもあり、「くすりの候補」によっては動物ではみられなかった思わぬ副作用が人で現れることもあります。ですから人でさらに安全性、有効性や適切な使用量などについて慎重に確認していく必要があり、このための試験を「治験」と言います。「治験」は、まだ治療薬のない病気に対する薬やより効果が高く副作用の少ない薬を開発するために、なくてはならない大切な過程なのです。

引用:日本医師会

治験ってなんだろう?

私たちは、ケガをしたときや病気になったときにくすりを服用するなどの治療を受けています。この「くすり」が世の中に出るためには、最初に「くすりの候補」となる化合物の性質を調べ、動物でどのような作用があるかなどを調べます。そして最終的には、健康な人や患者さんの協力を得て、人の病気の治療に役立つかどうかを確かめる必要があります。

このように、健康な人や患者さんに「くすりの候補」を実際に使っていただいて、人での効果(有効性)や副作用(安全性)について調べ、国(厚生労働省)から「くすり」として承認を受けるために行う臨床試験のことを「治験」といい、治験で使われる「くすりの候補」を「治験薬」といいます。治験は通常の医療とは異なり、研究的な側面があるため、細心の注意を払いながら進めます。

治験のながれは?

くすりの候補は、動物での有効性や安全性を確認してから治験に進みます。治験は、通常3つの段階(相)に分けられ、各相で有効性や安全性を確認しながら進めます。
そして、治験で得られた結果は、厚生労働省からくすりとして承認を受ける際に提出する資料となります。

くすりが誕生するまで

引用:日本医師会

治験に参加するメリットは?

・通常の治療よりも詳細な診察や検査が行われ、病気の状態や検査結果について詳しく説明を受けられます。
・新しい治療を受けるチャンスがあります。
・将来病気で苦しむ患者さんの治療に役立つ「新しいくすり」を誕生させるという社会貢献ができます。
・治験によっては検査代や診察費がいつもより少なくなる場合があります。

引用:日本医師会

治験に参加するデメリットは?

・治験中は体調に変化がないか慎重に診察するため、いつもより来院する回数や検査の頻度が多くなることがあります。
・くすりの飲み方や生活の仕方など、気を付けて守らなければならないことがあります。
・まれに、これまでに知られていなかったような副作用が出る可能性があります。

引用:日本医師会

CRCは何をしてくれる人なの?

病院には、治験に安心して参加してもらえるよう治験に関する専門的な知識を持ったCRC(臨床研究コーディネーター)がいます。CRCの多くは看護師、薬剤師、臨床検査技師などの資格をもち、治験を実施する医師をサポートするとともに、治験に参加する人の相談窓口となる役割も担っています。何かわからないことや、心配なことがありましたら、遠慮せずに治験担当医師、CRCにご相談ください。

引用:日本医師会

治験中の医療費はどうなるの?

治験で使用する治験薬の費用はかかりません。そのため、治験薬を使用している間は、診療費の負担が一部少なくなることがあります。ただし、初診料や再診料、入院費、あるいは治験の対象疾患の治療以外のくすりの費用などは、通常の診療分を参加者が加入している健康保険で負担することになります。