研修医からひとこと
令和2年度2年目研修医 河東 美文
研修先病院を探す基準として、三次救急が診られること、手技数が多いこと、率先して医療に携われること等があると思います。当院は、通年三次救急の当直があるという事で興味を持つ方が多く、私自身もこの点は重要な一つでした。しかし、ここでは他の病院とは違う当院の魅力として「医療従事者の人間性のあたたかさ」を紹介させてください。研修医生活も半年経ち、上級医だけに限らず、看護師さんや他のコメディカル、事務の方を頼る場面に多く遭遇し、医師は知識・技術だけではなくコミュニケーション能力も必要だと感じています。当院は、相談しやすく質問しやすく頼れる人が多くいる環境で、非常にコミュニケーションも取りやすく、また医療現場の後輩として研修医に対して気にかけてくださる人が多く感動する毎日です。また、私自身上級医に言われた言葉ですが、それぞれに考え方があり医療に正解はない為どんな医療人になりたいかが大事であるという事。当院では目標にしたいと思える上級医にきっと出会え、追いたい背中を見つけられると思います。同期や研修医2年目の先輩は、向上心がある人ばかりで、自分が遅れをとっていることに焦る時もありますが、相談し合い助け合いながら日々楽しく過ごしています。医師としての最初2年を過ごす場所として、雰囲気の良さを感じる為に是非一度見学しにきてみてください。
令和3年度2年目研修医 上田 彩華
私は初期臨床研修を行う病院を探す際、「病院・研修医の雰囲気」、「教育環境」に重きを置いていました。自分に合うと感じる病院が見つからず焦っていた6年生の春に、ご縁があり災害医療センターで実習を行うことにしました。この実習中にお世話になった研修医や上級医の先生方の明るい雰囲気や勉強・教育熱心な姿が強く印象に残り、研修先として当院を希望しました。
ですが実際に働き始めてからは、当院の最も魅力的な点は多職種による病院全体の連携の強さだと感じます。研修を行っていると、一緒に携ってくださる他職種の方たちと力を合わせて初めて医療ができるのだと日々実感します。学生時代に考えていた以上に多職種連携がとても大事なポイントだと痛感しています。
もちろん上記以外にも、3次救急を経験できる上に救急当直が通年であることやス―パーローテーションであることも魅力です。病院の雰囲気や研修制度において魅力に感じるポイントは個々で異なると思いますが、これからの医療に重要で不可欠である多職種連携の強さは当院の特徴であり、研修先としての当院の大きな魅力と言えます。
COVID-19禍でなかなか病院選びが難しい状況であると思いますが、皆さんが充実した研修生活を送れるよう応援しております。当院の研修でお会いできましたら嬉しいです。
令和3年度1年目研修医 関戸 清佳
当院の特徴は3次救急の拠点病院として多くの重症患者を受け入れていることです。研修医は救命科当直の業務として、通年で2次・3次救急の初期対応に携わることができます。救命科当直では上級医が2-3人、研修医が1・2年目各1人ずつと恵まれた環境であり、分からないことがある時はすぐに相談することができます。また、経験できる手技も多く、上級医から必ずフォローされる環境のため安心して診療することができます。
また、研修医1年目で当院の内科全てをスーパーローテートします。上級医とともに担当医としてcommonな疾患から稀な疾患まで幅広く学ぶことができます。また、2年目では選択期間が長いのも特徴で、専門にする科を重点的に選択したり、専門研修で必要な症例を集めることもできます。
生活面では西東京の中心である立川駅が近く、すぐ隣には昭和記念公園もあり、仕事の息抜きや生活に困ることはありません。また、当院の敷地内に寮があり、ほとんどの研修医は寮に住んでいます。そのため仕事以外でも顔を合わせることが多く、皆とても仲が良いです。困ったときや辛いときに相談できる仲間が近くにいるということも当院の良いところの一つだと思います。同期や研修医2年目の先輩は努力家で向上心の高い人ばかりで、日々刺激を受けながら楽しく充実した研修医生活を送っています。
是非当院の雰囲気を感じるために見学にいらして頂けたら嬉しいです。