(2018/04/02 up)
零下5度を下回る日が続いた冬の厳しさが和らいだと感じていた矢先、今年の桜はあっと言う間に満開となりました。災害医療センターの周囲は桜の木で覆われています。
満開の桜も強風の中花びらと消え、新しい年度平成30年度を迎えました。
年度の変更に伴い、当院でも多くの人員の交代がなされます。
4月から大きく人員の変わる診療科は腎臓内科、皮膚科です。他の科でも多くの医師、初期研修医、また看護師、コメディカル、事務職員も入れ替わりになります。新しい職員にとって新しい病院は環境やシステムも大きく変わりますので、慣れるのに精一杯な部分もあると思います。しかしながら、患者様にはいろいろなご不自由、ご不便をおかけすることがないように、職員一同気を引き締めてまいります。
病院に求められているのは、患者さんのニーズに応える最良の医療を施すこと、であることは普遍です。本年度も気持ちを新たに病院に求められている仕事をしっかりと全うしていきたいと思います。
さて平成30年度は診療報酬と介護報酬の同時改定がなされました。特に65歳以上の患者様の入退院の支援につきましては、入院を考える段階から退院後の生活について具体的に備える体制を強化してまいります。そのためにも当院の「主治医」とともにいつでも身近で相談に乗っていただける「かかりつけ医」を持って下さい。またケアマネージャーを中心として地域の介護システムについて具体的に考えていきましょう。
それでは災害医療センターを本年度もよろしくお願い申し上げます。
国立病院機構災害医療センター
院長 宗田 大