病原体 (細菌) |
ボツリヌス菌 Clostridium botulinum |
---|---|
感染経路 | 食物に混入したボツリヌス毒素を経口的に摂取しボツリヌス中毒を発症。 エアロゾルを吸引しての発症例もある(気道感染)。ボツリヌス毒素(ボツリヌス菌の産生する強力な神経毒)。 ヒトからヒトへの感染は無い。 |
潜伏期間 | 食物経由(12~36時間、平均18時間)、 エアロゾル吸引(24~72時間) |
臨床症状 | 約18時間の潜伏期間をおいて、軽い吐気、眼麻痺症状(視力低下など)、球麻痺症状(発語・嚥下障害、呼吸困難)、分泌障害(唾液、汗、涙)。 早期に抗毒素血清を投与しなければ約1/3が死亡。 |