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災害拠点病院とは

災害拠点病院とは

平成8年に当時の厚生省の発令によって定められた「災害時における初期救急医療体制の充実強化を図るための医療機関」で、次のような機能を備えた病院です。

  1. 24時間いつでも災害に対する緊急対応でき、被災地域内の傷病者の受け入れ・搬出が可能な体制を持つ。
  2. 実際に重症傷病者の受け入れ・搬送をヘリコプターなどを使用して行うことができる。
  3. 消防機関(緊急消防援助隊)と連携した医療救護班の派遣体制がある。
  4. ヘリコプターに同乗する医師を派遣できることに加え、これらをサポートする、十分な医療設備や医療体制、情報収集システムと、ヘリポート、緊急車両、自己完結型で医療チームを派遣できる資器材を備えている。

平成24年現在、全国各地で610を超える病院が指定されています。当院では毎年災害拠点病院を対象とした災害医療従事者研修会を開催し、日本の災害医療の中心的役割の一旦を担っています。