(2017/08/23 up)
「八百屋さんを覗くと、いつも沢山の野菜が店先に並んでいます。最近では、果物とは違い年間を通して野菜が栽培できるようになり、野菜で季節感を感じることも少なくなりました。
当然ですが、野菜にも本来の『旬』があります。今の時期、夏の定番野菜といえば、茄子やトマトなど様々ですが、今回は、『茄子』を取り上げてみました。
茄子の構成成分は、90%以上が水分です。夏野菜特有の体を冷やす働きがあり、今の暑い時期には最適な野菜です。油を使った料理では甘味が増して、食べてもしつこさが無く夏バテぎみのこの時期のエネルギー補給に大変役立ちます。
食欲の無いときは、油で揚げたあと冷やしサラダとして食べるとエネルギー補給に繋がります。ダイエット中の方は、茹でた茄子にしょうがや青しそといった香味野菜をトッピングして召し上がっても良いかもしれません。冷え症の方の対策としては、香辛料と油を使った温かい中華風の料理は体が温まりお勧めです。是非、その時の体の調子に合わせて旬の夏野菜を活用してみて下さい。
① 茄子を厚さ3mm程度の輪切りにして、サラダ油で白い部分がほんのりきつね色になる程度に揚げる。
② 油とり紙を敷いたバットに広げるようにして油を切り冷ます。
③ トマトは種を除き1cmの角切りにする。
④ 玉ねぎはみじん切りにして辛みが無くなるまで流水でよくさらし、ペーパータオル等で水気を切る。
⑤ ②、③、④をボールで混ぜあわせ、ドレッシングで味付けをして、レタスを敷いた器に盛りつける。
【1人分の栄養量】
エネルギー:95 キロカロりー たんぱく質:0.8g 脂質:8.0g 炭水化物:5.3g
カリウム:18mg 塩分:0.3g